【スリランカ2018③】スリランカのお母さんは”家庭のお医者さん”!世界どこに行っても料理教室が大好きだ。

2018-10-11 20:42:03

今回のスリランカツアーで滞在したカルナカララアーユルヴェーダスパ&リゾートでは、ハーバルボール作りやスリランカカレー料理教室にも参加させていただきました。

 

まずはハーバルボール作りから。

 

 

アーユルヴェーダトリートメントの中で使うハーバルボールの中には、Black gram, Kumburu tree, Mee tree, Beheth Edaruなど知らない名前の木の実や種、それからニンニクもたっぷり。(確かに、ハーバルボールを使ったトリートメント中はかなりスパイシーな匂いがするのを感じていました!笑)

セラピストの朝は、これらを石臼で潰していくところから始まるのだそう。

 

 

木綿の布でぎゅっと結んで出来上がり。蒸したハーバルボールを体にポンポンと当てながら、使っていきます。

古くから伝わるアーユルヴェーダの知恵、一つ一つのハーブの効能や成り立ちも日本に帰ってからまた調べてみたいと思います。

 

 

続いて料理教室、私のテンションが最も上がる時間!笑

アーユルヴェーダの3つのドーシャ(火・水・風)タイプに合わせた3つのカレーの作り方を教えていただきました。

 

 

なんとこちらはバナナの花(1枚目写真左上)。こちらがその花の中にあるバナナの赤ちゃんです(2枚目写真)!

 

 

こちらはスネイクゴード(へびうり)、それから小なすのようなエラバトゥという野菜も。それぞれ血糖値低下、貧血予防、むくみ解消、など様々な効能を持っています。

 

 

そしてスリランカカレー、実は作り方はとても簡単!

野菜と数種類のスパイス、ココナッツミルクをコトコトと15〜20分煮込むだけ。油で具材を炒めたりはせず、さらりとしたカレーが特徴です。

 

 

またスリランカの家庭では基本的に作り置きをしないとのこと。お母さんが3食毎回!カレーを数種類作るのだそうです。

(まだ女性は家にいることが多いスリランカの社会、お母さんは1日中料理をしているのだそう。)

でも毎日作るからこそ、これくらい簡単でなければ続かないですよね。

 

 

他にもスリランカの食事情についても色々とお聞きすることができました。

 

・スリランカではアーユルヴェーダの知恵が各家庭に受け継がれていて、お母さんが家族の体調に合わせて毎回カレーを作る。フレッシュなものを都度いただくのがいいという考え方から、作り置きはしない。

・パンなども食べるが、やっぱりカレー&ごはん。(お弁当もカレー!)

・スリランカではあまり甘いものは食べない。(お酒も飲まない。でもお砂糖をたっぷり入れた甘ーいお茶が皆大好きなのだそう。)

・緊急の治療では西洋医学の病院にも行くが、根本治療としては皆アーユルヴェーダの病院に通うことがほとんど。

・スリランカ人が日本に来ると、野菜の種類の少なさにびっくりするのだそう!亜熱帯地域だからこそ、フルーツも豊富。暑い時期はフルーツジュースがよく売れる。

・ガスと薪の火で作るカレーは全く味が違う。

 

などなど。

 

まさにスリランカのお母さんたちは“家庭のお医者さん”

こころキッチンのビジョンとも通じるお話が大変興味深く、そしてスリランカの食文化やアーユルヴェーダについてさらに深めるため、早速Amazonで本を何冊も買ってしまった私です。笑

 

 

世界どこへ行っても、”料理”は人々の笑顔を作ってくれる。

そしてその背景には必ず、脈々と受け継がれてきた伝統と歴史がある。愛情が詰まったストーリーがある。

食に魅了される気持ち、きっと一生尽きないって自信があるよ。

だからやっぱり私は料理教室が大好き!

 

これからも旅するこころキッチン、世界の食文化の魅力、そして感じたこと、私自身の体験と共に日本の皆様へお届けしていきたいと思います。

 

 

それではスリランカレポート、引き続きお楽しみいただけると嬉しいです。

 

 

旅するこころキッチンinスリランカ2018 レポート

①”今ここ”に集中する。#旅するこころキッチン アーユルヴェーダツアー in スリランカにやってきました!

②ぼーっとするという決意。アーユルヴェーダプログラムが始まりました

③スリランカのお母さんは”家庭のお医者さん”!世界どこに行っても料理教室が大好きだ。

④コロンボの街へ。ジェフリー・バワの建築と感性に触れて

⑤女子力アップ&プチプラが嬉しいスリランカのお土産情報まとめ

 

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