”障害”は”障害”ではない。それはあなたの”アイデンティティー(=個性)”

2018-01-04 23:02:40

こんばんは、さかみです。

本日から2018年本格的な仕事始め。年末年始限定企画・個別セッションDay(現在募集は終了しています)の1日だったのですが、その中で初めて聾(ろう)の方へ筆談でのセッションをさせていただく機会がありました。

本日はこのセッションで私が得た気づきをご紹介させていただきたいと思います。

※ご本人(=Hさん)にもご了解いただいています

 

 

Hさんからは、これからご自身で聾(ろう)の子供達に向けてアートのワークショップを開催していきたいけれど、その具体的な方法がわからない、というお悩みをご相談いただいたのですが、

その中で

「なぜアートなのですか?」
「アートを通してどんなメッセージを伝えたいですか?」

私が掘り下げて質問していったところ、こんな想いを筆談を通して聞かせていただきました。

 

ろうの子供達に、”聴こえない”ことはマイナスではないことを伝えたい。

純粋にアートの楽しさを知ってもらいたい。

 

 

以前は”聴覚障害者”とみられることに対してこう考えていた。

・聴こえないことに対して”聴こえるようになれば何でもできるのになあ”
・手話を使うと恥ずかしい、見られるからわざと使わない。

でも色々な人達と会ったり、本を読んだり、影響を受け、考え方が変わっていった。

今は、

・”聴こえない”→生まれつきで聴こえないから、変に意識するのはやめよう。自分は自分。
・手話→自分のコトバだと受け入れて、話せるようになった。

そう思えるようになりました。

 

 

社会的な”聴覚障害者”という視点にずっと違和感をもっていて、”聴こえないのにえらいねー”とか、そういう言葉には聴者(聴こえる人のこと)から言われていました。

ろう者の方からは全く言われていなかったけれども、聴者が多くいる社会の中で生きるには発生しなきゃいけないのかな・・・ともやもやしていました。でも動き始めて、ろうの世界へ行くことが増えてからはやっと”ろうであること”=アイデンティティーみたいなものがあるんだと気づくことができました。

アートを通してこの想いを伝えることができたらなあと書いていて思いました。

 

 

Hさんが綴った文章を読ませていただきながら、私はふと昔の自分を思い出しました。

 

これまで何度もブログに書いてきましたが、私は15年以上食べることに振り回され続ける人生を送ってきました。拒食・過食を繰り返し、自己否定を繰り返し・・・まさに”摂食障害”と呼ばれる状態であったと思います。

>摂食障害に関する記事はこちら

 

でも、未だに”摂食障害”という言葉を使う時はチクリと胸を刺す感覚がある。

そんな思いを書いたブログの過去記事

 

“障害”かあ。

確かに障害、だったのかな。

 

1人で過食して鬱々と過ごしていたあの時間、お金、エネルギー。

あれらを恋愛や仕事や遊びや、
その他のことに充てることができたら
もっともっと違う人生が待っていたのかもしれないけど。

何度自分を辞めたいと思ったか、
次の日が来るのが怖いと思ったか、
誰にも会いたくない消えてしまいたいと思ったか、

もうわからないけど。

 

でも・・・

それでもそんな私も私だった。

そんな中にも、確かに幸せだって感じてた。

その時なりに、自分を精一杯生きてきた。

 

そして全てが今に繋がっている。

だから、そんな日々をやっぱり「障害」という一言で片付けたくなんてない。

 

今は、週末起業を始めたりこころキッチンも軌道に乗り始めて、
ブログやFacebookには前向きなことを書くことが多いけれど、

 

でも私は絶対に忘れない。

あの頃泣いていた私を。
それでも自分を精一杯生きてきた私を。

私と同じように食べることで悩んでいる、
そんな女性とこれからもたくさん会う機会があるだろう。

 

でもずっとずっと伝えていきたい。
あなたの今は、「障害」などではない。

 

今起きていること、感じていること全てに意味がある。
何も恥じる必要なんてないということ。

 

 

”障害”は、”障害”ではない。

だからこそ、たくさんの幸せに気づくことができた。
だからこそ、たくさんの人に出会うことができた。
だからこそ、こころキッチンが生まれた。

それは私の”identity(アイデンティティー)=個性”だ。

それこそが”私”なんだ。

 

 

Hさんの原点ともなる想いは、私の原点をも呼び起こしてくれました。

そして原点を胸にしたHさんは、晴れやかな笑顔で「まず友人の子供向けに小さなワークショップから開催してみます!」「とてもワクワクします!」そんな言葉を最後に綴ってくださいました。

 

口から発する”言葉”は交わさなかったけれど・・・
でもノートの文字と心で”言葉”を交わす。

そんな静かで温かな、セッションの時間。

 

 

どんな状況、環境であっても、
”自分は自分”と心の底から思える人生を。

”私が私”であることを、何よりも大切にできる人生を。

 

そんな”心”の作り方を、生き方を、
私はこれからもずっと”食”を通して伝えていきたい。

 

2018年の年初め、大切な大切な想いを再確認することができました。

Hさん、本日はお越しくださり本当にありがとう。
そしてこれからもずっとずっと応援しています。

 

 

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