【カンボジア③】カンボジアのおうちごはんはあったかい!世界の台所を訪ねて。

2018-09-17 17:00:54

こんばんは、さかみです。

旅するこころキッチン、シェムリアップ4日目。(2日目・3日目はアンコールワットへ。時系列がかなりずれていますが汗)

本日はカンボジアのご家庭のお家で現地の家庭料理を学ぶ料理教室へ参加してきました!いつも海外へ行くと毎回料理教室へ参加(or自分が開催)しています。

 

 

カンボジアの市場で発酵食品を発見!

まずは市場へお買い物。元気なお母さんたち切り盛りするアジアの市場は、いつ行っても熱気が溢れてる。

ハーブも安いし、お肉も新鮮・・・もう見ているだけで幸せな気持ちになる。

 

 

カンボジア料理(クメール料理とも言います)には欠かせないプラホック(=魚の塩漬け、ナンプラーになる前のもの)や、粕漬けや高菜漬けなど・・・たくさん発酵食品も見つけました!

高温多湿なアジアはやはり発酵食品が豊富。旅へ行く度にその土地に根付く発酵文化を知るのは本当に面白いです。

 

 

カンボジアのお宅を訪問

買い物の後は3人のお子さんのママ、シャンティさんのお宅へお邪魔させていただきました。

本日教えていただいたのはこちらの3品。

  • ソムローマチュウ クルン サイ チュルク チアン チニー (レモングラスペーストの酸っぱいスープ 豚肉のリブ肉入り)
  • サイッコーアン(牛肉の串さし)
  • チュロッロホン(パパイヤの酢の物)

どれも家庭でよく作られる一般的なおかずなのだそう。

 

 

ここからは気づいたこと、学んだことをメモ形式でお届けしていきたいと思います。

 

料理について

・カンボジアでは台所は外にある(中にもあるが使わない)

・カンボジア料理は細かいステップが多い

・野菜は切ってから洗う、お肉も必ず一度洗う

・ペースト作りは石臼で、市販のペースとにニンニク・紫玉ねぎ、コブミカンの葉等を足して各家庭でアレンジ

 

 

・ピーラーは非常に使いにくい笑

 

 

・お肉や骨も叩き切れるように大きな中華包丁、分厚いまな板

・空芯菜は茎の一部しか使わない、半分以上捨てる涙

 

 

・天然の甘味料パームシュガー(ココヤシの蜜)が美味しい!

 

 

・(タイ・ベトナムもそうですが)AJINOMOTOを使うのが当たり前

・塩・砂糖・唐辛子を混ぜたものと一緒にフルーツをいただく(そのまま食べたい笑)

 

 

・タマリンドを使った酸味のあるスープが多い

・とにかくニンニクをたくさん使う

・とにかくごはんを食べる

・家族や近所の子供達皆で食卓を囲む、もちつもたれつ精神

・お父さんも子供は仕事と学校の間に一度家に帰ってきて昼ご飯を食べる

 

 

暮らしについて

・目の前に垂れている電線、大丈夫かな?と心配。汗

 

 

・基本はお風呂は水シャワーのみ

・中流家庭では専業主婦の方が多い

・子供たちは学校後、塾へ行って英語を学んでいる・留学もどんどんしている

 

 

 

いただきますの時間は万国共通

さあ料理が完成、皆で食卓を囲んでいただきまーす!

ちょうど大学生の息子さんのお友達もいてワイワイ賑やか。小さい頃実家にいた時の感覚を思い出す。

 

お母さんが家族の健康や笑顔を想ってごはんを作る時間や、何気ない会話とともに家族集まる食卓は本当に万国共通です。

 

また今回コーディネートをしてくださった現地在住10年の看護師・カンボジア料理研究家のとよみさんと、NGOのお話やカンボジアの歴史・今後の発展や、これから世界を舞台に日本人ができることや・・・様々なお話もさせていただきました。

現地に住んでいる方だからこその視点、新たな気づきが満載!

また次の記事で「グローバル化が進む中で私たちが今身につけるべきこと」としてまとめていきたいと思います。

 

 

終わりに

観光地もいいけれど、こうして現地の暮らしや食に触れる時間は私にとって本当にかけがえのない時間。

日本の素晴らしさにも、反対に日本人の視野の狭さといったものにも改めて気づくことができます。

 

 

現地に来ないと決して得ることのできない、生の情報。

それは食材や味、言葉、目に見える情報だけではなくて、人や土地のもつエネルギー含めて全部。

 

おうちごはんは世界を繋ぐ!

本気でそう思うから。

 

これからもこの時間を大切にしていきたいと思います。そしてこころキッチンのを未来を創る材料に変えていきたいと思います。

 

 

皆さんも是非、旅行の際は現地の料理教室にも参加してみてくださいね。

幸せな1日でした!出会ってくださった皆様に心からありがとう。

 

 

 

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