【プランナーコラム19】『ここに来たかったんだ‥私。』比叡山延暦寺ひとり旅の思い出

2018-07-20 10:27:04

毎週金曜日は個性溢れるこころキッチンプランナーメンバーによるコラムをお届けします。

今月のコラムテーマは<こころキッチンプランナーの旅の思い出> ぜひお楽しみください♪

 

 

暑い毎日が続いていますが、こころキッチンコラムをお読みの皆様はいかがお過ごしでしょうか。

西日本豪雨の被災に遭われた方々、皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

被災に遭われた方々、また被災地にご友人やご家族などいらっしゃるなど心穏やかになりにくい方々にも一服の心休めになればとコラムを書かせて頂きました。

 

 

暑い日差しが照りつける季節になると、初めてひとり旅をしたことを思い出します。

今から8年位前、テレビから聞きなれた新幹線のCMの音楽。

目を向けた先には新緑の中から静かに白、黄、紫、緑、赤色が織り成す五色幕がたおやかになびいている寺院に清涼感と圧倒的な存在感を感じ、一瞬で引き込まれました。

 

その時の私は仕事と家の往復で繰り返される毎日に物足りなさを感じていました。

なんだか無性に『行きたい。』

今まで一人ごはんもしたことがなかった私が、翌日には初めて1人分の新幹線のチケットを予約して、学校の遠足を初めて迎えるような小学生のようなドキドキ感と、どんな風景に出会えるのだろうか‥というワクワク感を感じていました。

 

 

京都には今まで何度も訪れ、色々な思い出を重ねて来た思い出深い大好きな場所。

同じ風景でありながら共に行く人が違うだけで印象も随分と変わるなと感じながら、瞬きしている間に瞬間で変わっていく景色を眺めていました。

 

電車もバスも充実した京都。四季を通じて、いつ来ても有名な観光地へと向かうバスには観光客がずらーりと並んでいます。

今回、私がひとり旅で向かったのは有名な縁結びのお寺などではなく、京都と滋賀県に跨がって位置する【比叡山延暦寺】バス一本で行くルートもありますが、今回は電車とケーブルカーを乗り継いでいきました。

 

ケーブルカーを降り比叡山に降り立つと京都市内を一望でき、京都の暑さを忘れるほど、身体全体にヒヤッとした冷たく、心地よい風が吹き抜けていきます。

比叡山は琵琶湖の西にあり、都の鬼門を守護することから古くより都人に崇められてきたそう。また「山全体を境内とする比叡山延暦寺は、滋賀県に属しながらも1994年に「古都京都の文化財」として世界文化遺産(ユネスコ世界文化遺産)に登録されています。

 

 

厳かな延暦寺の大門をくぐり根本中堂へ。

 

中は薄暗く伽羅や白檀のお香の香りが全体を護るかのように立ち込めていて、お堂に足を一歩踏入れるとどこか別世界に来たのかと想うほどに、足元から背筋へと自分のすべてを見透かされているのではないか‥と、ピリッとした力強さを感じました。

根本中堂には「不滅の法灯」があり、(※秘仏・薬師如来の宝前を照らす灯火は、1200年間、毎日菜種油を注ぎ続けられ、一度も消えることなく輝き続けているためそう言われています。)

その灯りをただただ静かに見つめていくとあっという間に時の流れが消えていくように感じて、誰かと自分を比べて落ち込んだり、仕事で失敗してつまづいたり、頭のなかでぐるぐる回っていた凝り固まった日常の思考がほどけて解けていくように感じました。

 

『ここに来たかったんだ‥私。』

身体の中から意味もなく涙が溢れていました。

 

 

自分のなかで心が軽くなり、気負っていたものがほどけると同時に『グゥーっ』と、お腹が減りました。

 

静かにお堂で向き合った後は、すぐ近くにあるガーデンミュージアム比叡へ。

印象派の画家モネなどの絵をモチーフにしたガーデンで季節に応じた花が楽しめます。

ガーデンミュージアム内にはレストランやオリジナルポプリなどを販売するショップ、足湯スポットなどがあり、琵琶湖を一望しながら食事ができ、琵琶湖の風景やシーズン毎のお花の香りが五感を通して心と身体を満腹にさせてくれます。

 

 

この旅を通して自分との向き合いかた、周りにいる人たちを通してたくさんの経験を得ていること、そして人との繋がりの大切さを実感しました。

帰りは京都、滋賀どちらにおりても新たな旅の始まりとなります。

 

皆様も、忙しい毎日の中で時には静かなお寺で自分と向き合う旅はいかがですか?

 

 

【本日のコラム担当】

こころキッチンプランナー 池舞子

Instagram: https://www.instagram.com/cocoroim/

 

小さい頃から容姿にコンプレックスが、あり、可愛くない、キレイじゃないと愛されない、好かれない。自分の存在価値を否定し、自己否定の毎日を繰り返す。

周りの同世代の女性たちが結婚や出産という新しいステージを迎えていくことで、ひとり虚無感に襲われる。

そんななかで自分を変えたい!と強く感じ、一念発起。昔から興味のあった料理の勉強をしようと決意。こころキッチンに出会う。

食事の大切さ、楽しさ、何より見かけの友達じゃなく、年齢・職種様々だけど仲間ができる喜び♪少しずつ本音を言える環境、受け入れてくれる場所があることで、少しずつ自分を知り認められるようになる。

介護福祉士12年以上
訪問してきたお客様400人以上

丁寧な暮らし、シンプルなごはんで自分も大切な人も幸せにするレシピ発信しています。

『わたし』も『大切なひと』も幸せにする!野菜の切り方レッスンを開催中。

 

 

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