こころキッチンがくれたもの。それは自分の人生を信じ抜く力。

2019-06-27 20:33:03

こんばんは、こころキッチン代表さかみです。

 

こころキッチンクローズまでいよいよあと3日となりました。

こころキッチンプランナーの皆が書いてくれたこころキッチンの思い出コラムを読みながら、この5年半、改めてこころキッチンとして歩んできた道を振り返っています。

 

 

会社員の傍ら週末に一人暮らしのキッチンで始めた小さな小さな料理教室は、この5年半、私の全てでした。

 

最初の2年間は正直売上も何もなかったし(むしろ赤字)、起業するなんて全く思いもしなかったけれど。

でも自分自身で何かを企画し、行動し、そうして形にしてゆくその過程こそが、普通のOLだった私にとってはただただ楽しく、生徒様からいただく”ありがとう”の言葉がいつだってまた次へ進むための原動力でした。

 

こころキッチンは私にとって、“食×心”について伝えたい、料理を楽しむ場所を作りたい。

そんな思いを実現する場でもあり、それらを通して自分の存在意義を認めてもらえる場所でもあった。

 

文字通り  “夢中”

5年半、1日足りともこころキッチンのことを考えない日はなかったし、やればやるだけ結果が出てくることも楽しくて、ただひたすらに行動し続けてきました。

 

 

ただ・・・その中で未熟すぎた私は、数えきれないほどの悩みや葛藤にもぶち当たりました。

 

完璧主義気質が故にエネルギーや時間配分が上手くできず疲弊してしまったり。

長期講座を運営する中でタスクやプレッシャーに押しつぶされそうになったり。

もっともっと頑張らなきゃ!常に何かに追われているような感覚が取り巻いていたり。

周りの人とのコミュニケーションのとり方、価値観の違いに悩んだり。

 

そうして色々なものを溜め込みすぎて、結果過食してしまったり。

数日間無気力になって一歩も外へ出ることができなかったり。

睡眠を削って資料作りしたり、スマホ片手に寝落ちたり。

夜1人になると急に涙がぼろぼろこぼれ落ちてきたり。

 

本気でこころキッチンを辞めようと思ったことは一度もなかったけれど、でも決して”楽しい””ハッピー”だけではありませんでした。

それが実際の正直なところです。

 

 

それでも・・・そうした悩みや葛藤の時期があったからこそ今の私がある。

本当に本当にこれまでたくさんのことを学ばせてもらいました。

成長させてもらってきたと思います。

 

自分が本当に求める幸せや生き方の形とは?とことん自分の心と向き合う大切さ。

決めたことは最後までやり抜く、継続し続ける力。

世界中、日本全国、食事や料理がもつ無限の可能性と魅力。

生徒様や仲間や家族・・・決して当たり前ではないご縁への感謝。

お互い高め合える、刺激し合える志高い人たちとの繋がり。

アイディアを形に落とし込み、実現するためのビジネススキル。

日本だけに縛られない、毎月世界へ行ける自由なライフスタイル。

時には休む、空白を作る。エネルギーマネジメントのバランス。

人に思いやビジョンを伝える言葉の使い方、発信方法。

自分は自分のままでいい。そして変化したっていい。自分に対する受容。

制限なく夢は描いてもいい!自分の可能性に対する許可。

 

これらは全て、こころキッチンを通して私が気づけたこと。そして得られたもの。

そう、こころキッチンを一番必要とし支えられてきたのは、実は他でもない私自身でした。

 

 

こころキッチンがくれたもの。

それは自分の人生を信じ抜く力。

 

色々なことがあったけど、でもここまでやってきて本当によかった。

 

“私は自分の人生が誇り”

今はそう、心の底から言うことができるよ。

 

 

これまで本当にありがとう、こころキッチン。

5年半、本当に本当にありがとうございました。

 

 

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